2022-9

中日20歳ならイチロー以来、阪神中野なら“珍記録”も… セ最多安打が三つ巴の大激戦
中日20歳ならイチロー以来、阪神中野なら“珍記録”も… セ最多安打が三つ巴の大激戦
阪神・中野拓夢、中日・岡林勇希、DeNA・佐野恵太【写真:荒川祐史、小林靖】 打率.274の中野が受賞すれば、史上最低打率での最多安打の可能性が高いセ・リーグの最多安打争いが大激戦となっている。29日時点で岡林勇希(中日)、中野拓夢(阪神)、佐野恵太(DeNA)の3選手が155安打でトップタイ。さらに昨年の最多安打の近本光司(阪神)が154安打、坂倉将吾(広島)が153安打、3冠をキープしている村上宗隆(ヤクルト)が152安打で追っている。 20歳の岡林は1年目は6試合、2年目は24試合に出場。3年目の今季はレギュラーに定着すると、いきなりタイトル争いに絡む活躍を見せている。ここまで140試合で打率.285、0本塁打ながら22盗塁、守備での貢献度も高い。高卒3年目での最多安打なら、1994年のイチロー(オリックス)以来2人目となる。 2年目の中野が獲得すれば、昨年の盗塁王に続いて2年連続でのタイトル獲得の快挙となる。一方で打率.274と安打トップにしては打率が低い。1994年に最多安打が表彰されはじめて以降の最低打率は、2008年の片岡易之(西武)の.287。セ・リーグだと3割を切って ...
DeNA三浦監督が打線の大幅入れ替え断行 CS見据えた選手起用の真意は“休養と刺激”
DeNA三浦監督が打線の大幅入れ替え断行 CS見据えた選手起用の真意は“休養と刺激”
DeNA・三浦大輔監督【写真:中戸川知世】 前日28日と変わらなかったのは3番・佐野と4番・牧だけだった■DeNA 6ー1 中日(29日・横浜) セ・リーグ2位が確定しているDeNAは29日、本拠地・横浜スタジアムで最下位の中日に6-1で快勝。打線を大幅に入れ替えて左打者をスタメン9人中8人並べ、プロ2年目で進境著しい中日先発の高橋宏斗投手をKOした。クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ開幕を10月8日に控え、この時期にあえて新打線を組んだ意図はどこにあったのだろうか。 「今日はスタメンを大幅に替えます。3番と4番以外は替えます」。三浦大輔監督が試合前の会見でそう宣言した。「いろいろ試したいですし、一方で休ませることも必要。とはいえ、あくまで勝ちにいくことが前提。いろいろなものが複雑に絡み合っています」と説明。前日28日の同カードと変わらなかったのは、3番・佐野恵太外野手と4番・牧秀悟内野手の2人だけ。5人が新たに名を連ね、楠本泰史外野手と森敬斗内野手は打順が変わった。相手先発の右腕・高橋宏に対し、牧以外のスタメン8人が左打者だった。 これが功を奏する。初回に先制を許したも ...
“背伸び捕球”からバズーカ発動 鷹・今宮にファン驚愕「バケモン」「肩強っ!」
“背伸び捕球”からバズーカ発動 鷹・今宮にファン驚愕「バケモン」「肩強っ!」
ソフトバンク・今宮健太の好送球でアウトに【画像:パーソル パ・リーグTV】 一、三塁で楽天が仕掛けたWスチールによる得点を阻止した■ソフトバンク 5ー4 楽天(29日・楽天生命パーク) ソフトバンクの今宮健太内野手が29日に楽天生命パークで行われた楽天戦で“バズーカ送球”を披露した。一、三塁で楽天が仕掛けた重盗に対して捕手の送球を受けるや、すぐさま本塁へ返球し、アウトを奪った。ファンは「あの体勢から強い送球できるのすごい」「いまみー肩強っ!」と驚きの声を上げている。 3点リードの初回2死一、三塁のピンチ。フルカウントから一走・島内がスタートを切った。打席の鈴木大は空振り三振。捕球した捕手の甲斐が二塁に送球したのを見て三走・渡邊佳がスタートした。二塁ベースカバーに入った今宮は、やや高い送球に対して背伸びをする形で捕球。難しい体勢からすぐさまホームに返球し、アウトにした。楽天がリクエストしたが、判定は覆らなかった。 「パーソルパ・リーグTV」は公式YouTubeに「【本塁突入も…】ダブルスチール阻止『今宮の送球+甲斐の絶妙タッチ』」のタイトルで動画を投稿。ファンは「今宮あの体勢でこの送球は ...
「完全に打球の勢い殺してる」 投手の“極上足技”にファン仰天「うますぎ」
「完全に打球の勢い殺してる」 投手の“極上足技”にファン仰天「うますぎ」
足でボールを止めた楽天・鈴木翔天【画像:パーソル パ・リーグTV】 楽天・鈴木翔はライナーを足裏で止めてアウトにした■ソフトバンク 5ー4 楽天(29日・楽天生命パーク) 楽天・鈴木翔天投手が29日に楽天生命パークで行われたソフトバンク戦で絶妙な“足技”を見せて話題になっている。足元を襲ったライナーを足裏で止めて打球の勢いを殺し、アウトにした。ファンは「うますぎ」「完全に打球の勢い殺してる」と声を寄せた。 4-4で迎えた4回、先頭のグラシアルが放ったライナーに対して左足を出してストップ。足元に転がったボールを拾って一塁にトスしてアウトにした。スパイクの裏でボールを止めたようで、体にも全く問題なかった様子だ。 2回から2番手で登板した鈴木翔は3回を1安打無失点の好投だった。「パーソルパ・リーグTV」は公式YouTubeに動画を投稿。ファンは「想像以上にうますぎた」「まさかの森保監督にアピール」とコメントを寄せている。
斎藤佑樹さんのエールに清宮幸太郎が“直筆回答” スターの宿命を背負った2人の絆
斎藤佑樹さんのエールに清宮幸太郎が“直筆回答” スターの宿命を背負った2人の絆
斎藤佑樹さんが撮影した日本ハム・清宮幸太郎【写真:町田利衣】 ともに早実高出身、ドラフト1位で競合の末に日本ハムに入団日本ハムの清宮幸太郎内野手と、昨季限りで現役を引退したOBの斎藤佑樹さん。ともに早実高時代に世間を沸かせて大きな注目を浴び、高卒と大卒の違いはあれど、ドラフト1位で競合の末に日本ハムに入団した。プロでの歩みが決して順調とはいえないのもまた同じ。2人が数々の思い出を刻んだ札幌ドームで、清宮は先輩からのエールに応え、飛躍への決意を直筆でしたためていた。 日本ハムの本拠地として19年間の役目を終えた札幌ドーム。最後の5連戦で開催されたのが、斎藤さん撮影の写真展だった。飾られていたのは、選手の素顔や本拠地の裏側などを収めた写真14点と、それぞれに対する斎藤さんからのメッセージ。監督室で真剣な表情を見せる新庄剛志監督や、何度も立ったマウンド、ブルペンからグラウンドに通じる通路……。その中にあったのが「頑張れ!」という題名がついた1枚だ。バットを手に、精悍な顔つきの清宮の姿がおさめられている。 「高校が同じこともあり、人一倍気になる後輩。かわいいヤツ。次のスタジアムの主役になるんだ ...
ビエイラら育成、ブラジル野球を変えた日本人 2度の夜逃げも…異国での壮絶人生
ビエイラら育成、ブラジル野球を変えた日本人 2度の夜逃げも…異国での壮絶人生
巨人のチアゴ・ビエイラ【写真:荒川祐史】 U18W杯にも11人が出場…ヤクルトアカデミーの校長を務める佐藤允禧さん地球の裏側に“日本の野球”が浸透していた。世界ランキングは20位台と決して高くないが、松元ユウイチ・現ヤクルト作戦コーチや、昨年NPB最速となる時速166キロを計測した巨人のチアゴ・ビエイラ投手などを輩出したブラジル。彼らを育てたのはサンパウロのヤクルトアカデミーで校長を務める日本人・佐藤允禧(みつよし)さんだ。16歳でブラジルに渡った佐藤さんは、異国の地で2度の“夜逃げ”も経験。生きていくために選んだ選択肢が野球だった。 9月9日(日本時間10日)から18日(同19日)にかけて行われた18歳以下の野球世界一を決める「第30回 WBSCU-18ベースボールワールドカップ」(米フロリダ州・ブラデントン、サラソタ)で、ブラジルは初戦の南アフリカ戦、次戦のカナダ戦と逆転勝利し好発進を飾った。惜しくもオープニング(予選)ラウンド4位で姿を消したが、劇的勝利の連発に球場が沸いた。 ブラジル野球連盟にも所属し、今大会でTC(テクニカルコミッショナー)として運営に携わる佐藤さんは、「仕事 ...
日本に憧れた“キューバ最多勝右腕” NPB入り熱望…モイネロら助言で来日したワケ
日本に憧れた“キューバ最多勝右腕” NPB入り熱望…モイネロら助言で来日したワケ
徳島インディゴソックスに入団したペドロ・アルバレス【写真:工藤慶大】 四国IL徳島に加入したペドロ・アルバレスは昨季のキューバリーグ最多勝ソフトバンクのリバン・モイネロ、中日のライデル・マルティネスら数多の好投手を輩出するキューバ。そんな野球大国からまた一人、この夏に来日した右腕がいる。2021-22シーズンの国内リーグで11勝3敗、防御率2.90の好成績を収め、最多勝に輝いたペドロ・アルバレス投手だ。しかし、新天地に選んだのはNPBではなく四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスだった。 青空が広がる徳島市民吉野川運動広場(南岸グラウンド)。吉野川の広大な河川敷に簡易なバックネットとベンチを設置した練習場で、キューバ代表歴もある27歳は、NPB入りを目指す若手選手たちとともに汗を流していた。2019年にはペルーのリマで行われたパンアメリカン競技大会に出場、来年3月の「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に選出される可能性も秘めている。 そんなアルバレスは「日本でプレーしたかった」と、長らく来日を熱望していたというのだ。キューバのナショナル・ニュースでも扱われる日 ...
ダルビッシュ、米自己最多17勝目なるか 10.1Wソックス戦に先発…9月5戦5勝の無双
ダルビッシュ、米自己最多17勝目なるか 10.1Wソックス戦に先発…9月5戦5勝の無双
パドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】 QSはリーグトップの24度、ワイルドカード争いの中で安定感米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手の次回登板が、30日(日本時間10月1日)の本拠地・ホワイトソックス戦に決まった。29日(同30日)のドジャース戦前にメルビン監督が明言した。中5日での登板で、米移籍後初の17勝目を目指す。 ダルビッシュは、前回24日(同25日)の敵地・ロッキーズ戦で6回5安打2失点8奪三振の内容で自己最多に並ぶ16勝をマーク。クオリティスタート(QS=6回以上自責点3以下)をナ・リーグトップの24度目とし、激化するプレーオフのワイルドカード争いの中、貴重な勝ち星を牽引。87球の粘投を「調子がいいというより、安定感があるという意味ではいいと思う」と、振り返っている。 9月の5登板すべてを勝ち星で飾る右腕は、ホワイトソックス相手に万全な状態で挑む。 (Full-Count編集部)
“相手に拍手”の意外な効用? 全国常連の少年野球チームは「世界一楽しく」で選手増
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辻正人監督が率いる多賀少年野球クラブ【写真:間淳】 多賀少年野球クラブには80人以上が所属 かつては30人未満の時もメンバー不足に悩む少年野球チームが多い中、滋賀・多賀少年野球クラブには続々と子どもたちが集まり、総勢80人を超える。チームを率いる辻正人監督は、野球育成向上プログラム「TURNINGPOINT」のオンラインイベントで「一番大切なのは口コミ」と参加者に伝えた。かつては全国大会常連でもメンバーが30人を下回っていた頃もあったが、“大人の目”を意識するようにしてから入部希望者が増えていったという。 園児から小学6年生まで80人以上が所属する多賀少年野球クラブにも過去、メンバーが増えずに悩んでいた時期があった。20年以上前から毎年のように全国大会へ出場していたが、メンバーが30人を超える年はなかった。転機は2017年。気合いや根性といった“スポ根”を脱してからだった。 保護者がチームに何を求めているかを聞き取り、怒声罵声を全面的に禁止した。「世界一楽しく!世界一強く!」を掲げ、選手たちが自主的に動くように練習メニューを工夫。「子どもも保護者も幸せになる」チーム作りへシフトした。そ ...
大谷翔平に完全試合達成の期待 監督代行「能力はある」「何か特別なことを」
大谷翔平に完全試合達成の期待 監督代行「能力はある」「何か特別なことを」
取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:小谷真弥】 本拠地・アスレチックス戦に15勝目をかけて先発登板■エンゼルス ー アスレチックス(日本時間30日・アナハイム) エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地のアスレチックス戦で今季15勝目をかけて先発マウンドに上がる。注目されるメジャー初の規定投球回まで9イニング。フィル・ネビン監督代行は「長く投げるのを見たい。最近はブルペン陣を使っているので、休ませることができる。長い回を投げられたら素晴らしいね」とイニングイーターとして期待した。 前回登板23日(同24日)の敵地・ツインズ戦では5回7奪三振3安打2失点。自己ワーストタイ7四死球と荒れたものの、自身4連勝となる14勝目をマークした。まさにエースの投球。6月から指揮を執るネビン監督代行は「彼が登板する時しか自分の両親に連絡しないんだ」と話し、報道陣の笑いを誘った。 米メディアから「オオタニは完全試合達成にどれだけ近づいているか」との質問も飛んだ。ネビン監督代行は「球界では1度も完全試合を達成していない偉大な投手がたくさんいる。たくさんのことが起きなければ ...